10月の岡山・広島・山口エリアの遠征の際に撮影した下関のDE101531です。北陸エリアで余剰になった1531号機は1163号機廃車で所定不足となった下関へ転属となったのですが、何とA寒地仕様のまま。たまたま訪問した日の新山口入換充当機がいつもの1514号機ではなく1531号機でしたので、SLやまぐち号の客車入換をゲットできました。

　いつも通り通勤ライナーの出発後すぐにDE10が入線して客車と連結して折り返し入区となった。夏場と違い、10月の頭ともなるとそろそろ露出が厳しい。今回は停止位置が微妙だったのでいつもの50mmが使用できず、35mmを駆使して撮影してみた。名物の放熱器ファン上の三角状の飾り板も撤去されず、北陸時代と特に変わった様子はないように思えたが、標識灯が従来の白熱灯からLED化されたあげく、クリアガラスとなり白っぽくなってしまった。うーん、なんか自動車のテールランプみたいだ・・・。ただ、金沢で保留車となっている1596・1598号機と比べて活躍の場が与えられたので、折角の寒冷地仕様を駆使して冬場の山口線や美祢線で臨時列車を牽く姿を拝みたいものです。