The Best of DE10 Gallery

わたらせのDE10 2020秋

高画素機で撮影すると目が覚めるような画像になった

 

 今回は秋のわたらせ渓谷鐵道へ。コロナの影響で夏場よりも観光客やツーリングライダーが減った感じがしますが、列車は普通列車2両編成でトロッコ列車フル稼働の通常通りの秋季運転といった感じでした。車内販売や神戸駅停車中の弁当販売も復活していて一安心。いつもなら紅葉具合にハラハラしながら撮影地を普通列車の車内からチェックして決定するのですが、今年も紅葉のパンチが弱い。去年は台風が多数襲来して潮風が盛大に山に降り注いたせいで不作だったのですが、今年も猛暑のせいなのか寒暖の差が激しくなかったせいなのか紅葉にならないうちに散り始めているという表現が正しいのか・・・。とりあえず沢入駅で下車し、草木湖上より第一渡良瀬川橋梁を狙うが、こちらも紅葉が弱い。ならばと普段はいじらないホワイトバランスを少し変えてみたところ、ようやくサマになる画像になりました。ただ、こんな事せずに見事な紅葉で撮影したいなあと思います。列車はわざと徐行してゆっくりと鉄橋を渡り、トンネルに入る前に汽笛が山々に響く。うーん、動画回したら最高であったが、午前中は強風のためちょっと無理でした。

ベース画像の紅葉が弱いのでホワイトバランス変えてもシャキッとせず

 

 折り返しの8722レは沢入駅近くで撮影する事に。が、直前になって河原から撮影する人が現れ、止むを得ずアングル変更するハメに・・・。せめてカメラから見えないように岩場に隠れて撮影してもらいたいものだが、最近はこのような方が多くて閉口します。特に撮り直しの効かないシーズン終盤にやられると少しイラっとしますな。ただ、ド広角で渓谷を入れるアングルを断念した結果、奥の築堤を行くDE10が想定外にいい感じに撮影できたので怪我の功名か。帰りは落ち葉舞う線路をわ89型の最後尾貫通路から眺めながら「ああ、今シーズンも終わったなあ・・・」と考えながら帰路に就くのが毎年この時期の定番になっている。

急にアングル変えたから窮屈な感じに

 

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