昨年初めて会津若松行のDL大樹が運転されたのだが、あいにくその日はDE15を求めて抜海〜南稚内近辺をうろついていたダメな管理人だったのでまたの運転を願っていたのですが、ようやくその機会が回ってきました。今回は6月22・23日と6月30日の合計3日間撮影してきました。今回は予めダイヤを作成して予定時刻を割り出したのですが、万が一大幅に時刻がずれた場合に備えて初回の土日は往復新幹線自由席にして那須塩原発着レンタカー利用でスケジュールに融通を利かせる事にして、翌週の復路は往復東武特急+レンタカーで現地入りする事にしました。
最初は上三依塩原温泉口辺りから始めようかと思っていたのですが、実際に現場を確認すると「うーん、冬なら・・・」という感じで夏季に撮影するには不適。どうするかと思案していたら新高徳駅のアジサイ今の時期だったよな?と思い出し、急遽東武鬼怒川線へ向かう事にした。ちょうど開花していい感じの時期だったので構内の上り線側に陣取り、手前と線路奥のアジサイを入れつつDE10を撮影する感じにしてみました。新高徳駅は月極め駐車場はあるのだが、一般の駐車場がないので駐車位置には少々難儀しました。普段は電車利用なのでこのような悩みはなかったのでレンタカー利用の今回は困りました。
列車はとてつもなく速度が遅く小佐越駅の手前で追い抜いたのだが、いつもの撮影地で撮るのは芸がないので一気に野岩鉄道へ先行して川治湯元の俯瞰撮影をする事に。前回、冬季の会津田島往復の時は川治ダムと温泉街と鬼怒川を入れて撮影したのだが、今回は反対アングルのヘアピンカーブから撮影する事にしました。午後早い時間帯なのでトップライト気味で最後尾のオハフ15が順光という状況でしたが、高曇りのおかげで何とか温泉街の建物と駅脇の水力発電所も入れてコンクリ橋を行くスケールの大きな撮影ができました。
会津鉄道側は七ガ岳登山口近くのアーチ橋→会津下郷の鉄橋→湯野上スノーシェッド俯瞰→門田〜南若松と撮影。最後の撮影に関しては芦ノ牧温泉の踏切の所を曲がらずまっすぐ行く痛恨のミスで「ああ、終わったな・・・」と思ったのですが、ダメ元で現地へ行くとライトは見えているものの走って線路脇行けば間に合うと思い何とか間に合いました。往路は無理をせず6発撮影となりました。この日は会津若松方からスハフ14 1+オハテ12 2+オハフ15 1の青色編成でした。
二日目は朝から雨が降り完全にやる気がなかったのですが、DE10が会津若松を発車した辺りから天気が何とか持ち、ゆとりのある3発撮影で行く事に。あまや駅前は道路が狭いので、駅を見渡せる広い農道側に車を停めて待機していたのだが、だんだんマニヤが増えてきて最後は収拾のつかない状況に。撮影するとすぐに列車を追い抜いて湯野上温泉の茅葺屋根駅舎で撮影がしたいところですが、今回はパニック必至なのであえてパスして追っかけマニヤよりも先行して撮影地でゆっくり待つ計画です。会津長野へ行く振りをして途中から河原へ左折し、養鱒公園の鉄橋へ。インカーブ側には手すりが無く足回りスッキリなのだがケーブル敷設跡の鉄柱が立っているので、鉄柱をかわしてカメラを構えて撮影。午後遅い時間帯だったら夕焼けぎらりになるだろうなあと思いつつ、曇りなので光線気にせず撮影できたので良かったです。最後は男鹿高原で撮影する事にしたのだが、会津田島駅の停車時間がイマイチよく分からないので大急ぎで現場へ急行し場所取りして撮影したのですが、結果的に会津田島近辺で撮影してもお釣りが来る状態でしたが、このデータが翌週の撮影に生きました。県境の山王トンネルからの飛び出しシーンは気温と湿度差でトンネルからもうもうと霧が出ていましたが、これをわたらせ渓谷鐵道でやりたいんだよなあと思いながら撮影しました。
大方のダイヤが判明したので翌週は日曜日の復路のみ参戦しました。先週撮影しなかった会津長野のS字カーブを撮影後、会津田島の停車を利用して会津荒海のS字カーブで背後に下郷線の送電線鉄塔を入れつつ、雪覆いの付いた中継信号機も入れていかにも会津風景で撮影してみました。最後は野岩鉄道で川治湯元俯瞰を。先週撮影したヘアピンカーブのさらに上のカーブから撮影したのですが、惜しむなら天候ですね。直前で雨がやんだのですが山がモヤってしまいシャッキリしない風景となりましたがこれはこれで梅雨時の山々という感じが出たと思います。この日は会津若松方からスハフ14 5+オハテ12 1+スハフ14 501の茶色編成でした。
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