The Best of DE10 Gallery

梅小路のDE10 2015

煤でいい具合に汚れた扇形庫の前に佇むDE10

 

 8/30で梅小路蒸気機関車館としては一旦閉館となるため、新しい鉄道博物館へリニューアル前にDE10を撮ろうと京都までやってきた。8/28〜30の3日間だけファイナルイベントとして保存蒸気の転車台回転展示が行われる事となった。告知を見ると「静態保存機含む」と書かれていたため、これはDE10牽引シーンが撮れるのではないかと思ったわけです。

 8/28、開館30分前に入口へやって来たのだが、既に長蛇の列で開館時刻が過ぎても全然前へ進まない。ようやく入れたのは開館20分後となった。転車台上には既にC59164が載せられ、9時半より回転展示スタート。次は11時30分からと放送が流れたので、「これは11時過ぎに入換があるな」と思い、ポールポジションを押さえひたすら待つ事に。DE10も入館の時点で既にエンジンが起動状態で待機していた。嬉しい事に富山型変形ヒサシ装備の1118号機が担当だ。嵯峨野トロッコ色の1156号機は裏側の留置線に追いやられていた。

既にDE101118も待機していた

 

 11時15分、操車係と転車台操作員、DE10運転士が現れ入換がスタート。まずはDE10の居る線路と同じ向きに転車台が合わされC59と連結。そのまま扇形庫へ押し込まれ、一旦転車台上へ戻り、隣の線へ転車台を向けて今度はD52468を引き出す。転車台上にDE10が載っているだけでもエキサイティングな光景なのに背後には扇形庫と「梅小路蒸気機関車館」の看板。最高の一言である。最前列で色々レンズを付け替えバシバシ連写していたらアッという間に入換が終了。今後はD52の回転展示が始まった。

徐々にギャラリーも集まってきた

 

管理人エキサイトの瞬間

 

梅小路でこれだけDE10が脚光を浴びるのはかつてない光景だ

 

D52は長いので慎重に位置を合わせる

 

 この後は展示15分前に車両を入換〜30分から展示という行程を繰り返し、D52の後がD50140→C581と続いた。特にC581は倉から出るのを初めて見たのでDE10マニヤの管理人もお召し仕様の出で立ちに思わず「おおうっ!」とため息を漏らしてしまった。

 

魚眼16mmで遊んでみる

D50140を押し込む

今度はC581の引き出し

こいつでお召し列車やったらカッコいいだろうに

 入換の合間に撮影してましたが、C581の据え付けが終わった後は今回の影の主役であったDE101118を熱く撮影。新しい鉄道博物館になったら多少館内のレイアウトが変わり撮影しにくくなる可能性もあるので、今のうちにじっくり撮影しておこうという魂胆である。まあ、全検直後も撮影した事あるし、何だかんだで梅小路では1118号機は撮影し尽くした感じがします。次回は厄神工臨(?)で遭遇したいものです。

この看板の光景も見納めです

 

富山型ヒサシも健在

 

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