The Best of DE10 Gallery

東京(タ)のDE10

広大なヤードに久々に響くエンジン音

 

 東京(タ)は通常HD300にて入換運用が行われていますが、6月の上旬くらいから順番に検査入りし始めたようで、その間の代替機としてDE101749が東京(タ)常駐として配備されたので、管理人は6/20の早朝に京急とモノレールを乗り継いで現地までやってきました。

代走とはいえ再び見れた光景

 

機留線には国鉄型の機関車が数えるほどに・・・

 

 東京(タ)の入換は夜の出発や早朝の到着ラッシュとなると入換機関車1両では捌き切れなくなるので2両体制であるが、今回は量産トップナンバーのHD300-1とDE101749の組み合わせでの入換でした。本線はひっきりなしに列車が到着し本務機関車が機待線へ逃げると、すぐさまコンテナ荷役線へコキ編成の押込みが始まる。短編成でも20両、長編成になるとコキ24両や26両といった見応えのある両数でDE10もエンジンを唸らせ押したり引き出したりを繰り返し、全く飽きの来ない展開です。それにしても以前はEF65・EF66ばかりの国鉄野郎も納得の風景だったのだが、現在ではEF210が主役となり、EF65はおろか当時最新鋭だったEF200ですら隅っこに追いやられている感じがします。

 

コンテナを下ろした空車はすぐに留置線へ仕分け

 

 「そうだ、折角だから東京タワーも入れてDE10撮影しよう!」という事になり、陸橋の反対側へ移動して撮影する事にした。ビルの谷間から展望台からてっぺんがちょこんと突き出ているのだが、あいにくガスった天気なので霞んでいるのが難点である。ちょうど夜勤と昼勤の入れ替わる時間帯なのか、HD300は機留線へ入り、エンジン起動状態で乗務員さんも降りてしまい、動いているのはDE10だけになった。ファインダーを覗くとちょうど背後に東京タワーとHD300も入るので、これでDE10も入れて撮影しようという考えが浮かび、コンテナ線へコキ車を押し込んだあとの単機を狙ってシャッターを押す。架線柱が多くて撮影に難儀しましたが、まあ何とか無理矢理並びにはなったかな。惜しいのが東京タワーの上部が地上デジタル放送の予備アンテナに換装されてしまったので、昔と外観が変わってしまっている点である。我々オッサン(!)世代だともうちょっとすっきりした印象の東京タワーが定番なのだが、これは時代の流れで仕方ないな。今度はDE11-2000番台でも入らないかと思いつつ、車庫から顔を出していたドクターイエローを冷やかして帰路についた。

東京タワー・HD300-1・DE101749の無理矢理並び

 

戻る