とうとう電化してしまった武豊線。昔ながらの撮影地にも容赦なく架線柱が立って台無しになってしまった撮影地もあります。気になったのは引き続き非電化のまま残された大府〜尾張森岡の貨物線です。　通常の旅客列車は東海道上下線に挟まれる格好で中線発着となるのですが、貨物列車は下り側線から尾張森岡手前で旅客線と合流するので、この区間だけは数少ない非電化として残っている。今回はここでKE65を撮ろうという企画です。

　尾張森岡から徒歩15分くらいの好立地ではありますが、踏切付近は狭く昼の550レを撮影するとなると三脚はおろか手持ち撮影でもちょっと気が引けるなあ〜という状況。とりあえず5571レを撮影するべく橋梁付近に陣取る。昼前の5571レは朝5570レで到着して荷下ろしした前半分の貨車の返空なので編成が短く、この橋梁部分で撮るには都合が良い。橋梁カブリツキを三脚+リモートコントローラーで遠隔操作する事にして、真横気味の広角アングルは手持ちで撮影する事にした。やはり、冬場の晴天が広角レンズやベルビアで撮るには一番条件が良いと思いました。

　しばらくして折り返しの550レが来るので前述の踏切でカメラを構える事にする。画質的にはAFニッコール180mm f/2.8Dで撮影したかったのですが、障害物をかわすため80-200mmを使うハメになった。ちょっとした上り勾配なので、結構エンジン音も良く冷え込んだ日ならそれなりの煙が期待出来そうです。踏切の反対側は歩道があり夕方の551レが良さげな雰囲気でしたので次回への宿題とします。（Ver2へ続く・・・かも？）