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野岩鉄道のDE10 2023

露出もアングルもきつい

 

 野岩鉄道で前々から撮影したかったポイントがあり、早朝の京浜東北線〜常磐線を乗り継ぎ、北千住からリバティ会津101号で野岩鉄道へやってきました。車内はスノボやら温泉客で賑わっていましたが、三脚を持った同業者は数人といったところでした。皆さん会津鉄道側で撮影するようで東武鬼怒川線や野岩鉄道で下車する方はゼロでした。管理人は湯西川温泉に着くとさっそくホームで三脚を広げる。実は今回はトンネルホームを行くDL大樹を撮ろうという作戦である。天気晴れ、積雪期なのに薄暗いトンネル内で撮影という贅沢な撮影です。昨年鉄橋で雪山撮影しているので今年はバリエーション撮影ですな。

 しかし、実際にカメラを構えてみると予想以上にホームが暗い・・・。本日はAF-Sニッコール50mm f/1.4Gと18-35mm f/3.5-4.5Gを持ってきたのだが、広角ズームだと暗いし50mmを使うと画角がキツイし絞り開放だと駅名版が結構ぼやけるというジレンマに悩まされる。仕方ないので高感度番長のニコンD5に広角ズームを装着し、ニコンD850には50mmを到着して片方三脚固定&リモートコントロール撮影としてもう1台は手持ちで撮影することにした。ホームは時折トンネル入り口から冷たい風が吹き付けるので待合室の壁に隠れる。ホームの自販機でホットドリンクを買おうとするが、コーヒー以外は全部売り切れ。さっきコーヒー飲んだしどうするか・・・と悩みつつカイロをポケットに突っ込んで暖を取る。

まず野岩6050系でアングルをチェック

 

 普通列車やAIZUマウントエクスプレスを撮影しながら待つ。ほぼ動きのなかったトンネル内に新藤原側から風が吹き始める。しばらくして低いエンジン音がトンネル内に響いてきた。「DE10だ!」ヘッドライトの灯りが見えてきてどんどん重低音が近づいてくる。トンネル入ってからずっと低速でノッチ入れっぱなしで最高の音だ。トンネルからホームに青い機関車が飛び出し切り位置でシャッターを切りつつ左手でリモートコントローラーのボタンを押す。北斗星色の1109号機が牽引するDL大樹号はゆっくりと目の前を通過。スハフ14 1+オハテ12 2+オハフ15 1の編成でオハテの展望部分にはツアー客がたくさん乗車していた。トンネル内にDE10とスハフの排気を残しトンネルを出たDE10は汽笛を鳴らして鉄橋の轟音を残しつつ消えていった。

帰宅前にリバティ会津号をパチリ

 本当は会津鉄道側で復路の撮影をしようと考えていたが、最終リバティ会津156号で帰ると北千住到着時点で21時位となり翌日水島臨海鉄道の撮影だったので復路は撮影せず、昼過ぎのリバティ会津138号で帰る事にした。サンライズ出雲号は週末で寝台瞬殺だったので断念して翌朝始発ひかり533号で移動となった。

 

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