The Best of DE10 Gallery

DL大樹

人気の無い広場にDE10のエンジンが響く

 

 冬季となりC11207の検査でDE101099が代走としてDL大樹牽引となりましたが、仕事が忙しく中々出撃出来ませんでした。春になりようやく出撃可能となったので行って来ました。今回は午後から天気最悪な予報だったので午前中の1往復だけという非常に勿体無い撮影でした。

 午前8時11分、北千住から乗り込んだリバティけごん1号が下今市駅到着。会津田島行きリバティ会津101号の切り離し作業の見学もそこそこにSL広場へ向かう。午前8時会場ですぐにDE10の出庫が始まるので忙しい。早速DE10がライトを点灯して転車台に出てくるところだったので、慌ててカメラを構える。最近は様々なコラボヘッドマーク装着がSL大樹の目玉(?)となっていますが、逆に純正マークを撮るのが難しくなっているのでDE10に純正マークが付くと燃えますね。

ちょっと線路をずらしてすぐ出発

 

 一旦側線へ逃げて機回しをしてから留置されている14系座席車と連結。本日はスハフ141+オハ14505+スハフ145という編成。1のエンジンだけ回して5のエンジンは停止状態。中間は従来連結されていたオハ141が外されドリームカーの505が連結されていました。発車前にドリームカーの前で横断幕が張られるなど東武鉄道気合入りまくりです。

車両は国鉄でも行き先が東武

 

スハフのエンジン音がたまらん

 

スハフのエンジン音がたまらん

 

一応桜とDL大樹の並びも撮影

 

 実は今回はDL大樹1号は撮影せずに敢えて乗車しようと企んでいたので指定席を押さえておきました。周遊券片手に乗り込んでいた頃はスハフ14はうるさくて寝れないのでオハ14やオハフ15をチョイスしていたのですが、やはりエンジン音を楽しむならと思いスハフ141の中央部の座席を選択。スマホ一つで14系の指定が買えるようになるとは時代を感じます。しかし14系寝台車や24系も廃車となったこのご時世にまさか14系座席車のトップナンバーに乗れるとは・・・。午前9時2分、ホイッスルを鳴らして出発!

 車内は桜の飾り付けがしてある以外はJR時代のまま。おお、大型荷物置き場まである!C62ニセコ号運転前に急行八甲田乗るとここにマニヤの銀箱が山積みだったなあ。(笑)鬼怒川線内は45km/h指定なのでゆっくり走行するが、よく考えたら鬼怒川温泉までの上り勾配をこんな低速で上がっていくからラジエーターの冷却は期待できず、必然的に放熱器ファンによる排熱でファンがグルグル回り出すのだが、エンジンにとってはある意味過酷な運用とも言えます。車内は各車両1人づつアテンダントが乗務し、DL大樹のチラシを配ったり写真撮影させてくれたり車内販売(あのスプーンが入らないカッチカチアイスですかね?)もあったり気合が入っています。本日はドリームカーが多少賑わっていた程度でスハフ141には10人程度の乗客しかおらず非常にまったり出来て快適でした。

テンションが上がって来た

 

 午前9時38分、無事にDL大樹1号が鬼怒川温泉到着。早速機関車の切り離しが行われ、新藤原方へDE10が引き上げる。2番線を使って機回しし、下今市方に引き上げてから転車台線へ向かう。今回はSLではないのでそんなにギャラリーが集まらないかと思いましたが、やはり機関車の回転は珍しいのか観光客がワラワラ集まって来て大回転ショーの始まり始まり。まさか3回転もしてくれるとは思いませんでした。(笑)エンドの向きを変えたDE10は再び3番線へ戻り、14系とドッキング。それを見届け撮影地へ向かう。今までSL大樹の撮影地は一通り巡っておりますが、唯一撮影していなかったのが鬼怒立岩信号場の直線だけ。これのために撮影しないでおいたのですよ。

 

無事に鬼怒川温泉駅到着

 

間近で見れるのは良いですね

 

回転ショーを終え戻るDE10

 

 待っている間に253系きぬがわ号を始め特急車両が来るので飽きが来ないのは良いですね。10時48分。遥か向こうの鬼怒川温泉駅から赤い物体のライトが見えて来た。本来は午後順光の撮影地ではあるが、薄曇りになってきたので中々良い露出となったのは嬉しい誤算。DL大樹2号はゆっくりと管理人の前を通過し。鬼怒立岩信号場の出発信号を超えて単線区間へ入っていく。うーん、最高だな。 雨が降りそうになり鬼怒川温泉へ慌てて戻り、超満員のリバティ会津128号にて帰還しました。夕方まで撮影したかった・・・。

やったぜ!!

 

 

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