今年も桜シーズンがやってきました。今回は前々から行きたかった嵯峨野観光鉄道にチャレンジです。以前トロッコ亀岡駅周辺は線路近くまで寄れたのですが、最近は立ち入り禁止箇所が増えてしまい、これが限界かなあと思いつつ機関車と桜の木メインで一発パチリ。もう少し滞在する予定でしたが、予定を切り上げ馬堀駅から保津峡駅へ移動する事にしました。
最初はホームから保津川沿いを行くDE10をやる事に。ホームは有効長が長くマニヤでパニってもどうにかなるキャパシティを誇り、列車の本数も多いのでお手軽に撮影するにはうってつけ。川下り舟とDE10の組み合わせを狙うが、今回はタイミング合わずでした。2往復ほど撮影してから今度は六丁峠へ。
保津峡駅から歩く事60分。(笑)距離的にはもっと所要時間少ないのですが、日頃の不摂生が祟り峠の上り坂でヒーコラ立ち往生。初めて来た時は真夏だったので完全に戦意喪失状態でしたが、今回はそこまでバテる事もなくすぐに撮影に取りかかりました。三脚は持ってこないライトな装備でしたので望遠撮影時にどうかなと思いましたが、レンズの手振れ補正が効き良い感じに撮影できました。ただ、年々樹々の成長が進み、そのうち撮れなくなるんじゃないかなあと思います。鉄橋を真横気味に撮影するポイントは通常の立ち位置では枝が掛かるので、ガードレールによりかかりカメラを掲げてライブビューで腕プルプルしながら撮影しました。来年は多分無理だなと思いました。
午後はトロッコ保津峡駅で撮影するが、ちょくちょく観光客がやってくるので落ち着いて撮影できない。午後遅い時間帯なら観光客が帰り始めるからうまい具合にホームや吊り橋に人が居ない状態で撮影出来るかと思いましたが・・・甘かった。次回は後打ちではなく機関車の進行方向側で理想的な写真を撮らねば。保津峡駅からだとそんなに徒歩時間もかからないのでボケーっとしながら列車を待つのも一興です。
翌週は桜との課題が一向に片付かないわたらせ渓谷鐵道へ。今年は他のネタが競合していて開花時期に1回だけの撮影になりましたが、ようやく手付かずの宿題に着手できたので無事卒業を目指したいと思います。留年なら良いが退学は避けねば・・・。
往路は松島橋へ。もう撮影し尽くされたわたらせ屈指の撮影地であるが、旧小学校校舎が取り壊されたので校舎なし桜ありバージョンも撮影せねばと思った次第です。真岡鐵道と違い、SLじゃないし毎週のように走っている列車なので桜シーズンとはいえマニヤの姿はまばらで平和そのもの。たまにのんびり撮影するには最適な陽気です。
復路は水沼駅で撮影する事に。有名なのは駅前の踏切前後ですが、今回はホーム中程から水沼温泉センター背後の桜を入れて撮影です。温泉を運営していた会社が廃業したため温泉は休業中なのだが、これを利用すれば普段は桜撮影で混雑する水沼駅で比較的平和に撮影できるのでは?という算段でした。ホーム端でカメラ構えても撮影はできるのですが、超広角になり構図が無理やり気味になるのでホーム中程に陣取りそこから場所取りスタート。折り返しが来るまでの2時間、肩からカメラをぶら下げホーム先端行くんじゃねえオーラを全開にして威圧する。(笑)作戦が上手く行ったのか管理人の真横にひな壇が形成され、無事に折り返しのトロッコわたらせ渓谷4号を撮影できました。下り列車と交換し、振り返ると逆光に照らされた踏切の桜が鮮やかで思わずテレコンを装着して超望遠で撮影してしまいました。
おまけ:石巻線は余程の事がない限りもうDE10は入らないと思います。今回はDD200ですが桜との並びを撮影しました。前谷地の踏切と桜を撮影しにきましたが、駅前はBRT発着もあるし車を停める空間もないので撮影地の農道に駐車して歩いて駅までやってきました。跨線橋の真上から撮影するのが王道スタイルだと思いますが、撮影地の農道にマニヤが展開していたのでホーム端からコキ編成を被せて隠す作戦で行きました。いつもは列車発着時に踏切に車が多数並ぶのですが、今回は車が来ないのでスッキリした感じで撮影できました。午後の佳景山ストレートも前谷地手前のアップダウンもマニヤがおらず平和な撮影でした。このような普段着な感じでDE10撮影したいものです。