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The Royal Express 2022

現色と専用機の重連で始まった今シーズン

 

 今夏も始まったロイヤルエクスプレスの運転ですが、管理人的には8月ならではの陽の長い時期にしか撮れない区間が撮りたいなあと思っていたので、普段なら避けるお盆休み前に敢えて羽田空港へ突っ込む事にした。飛行機が遅れた関係で当初予定していた石勝線川端駅でのスノーシェッドアングルが撮影不可となってしまったため、やむなく占冠付近からの撮影となってしまった。この後、芽室〜大成→尺別(信)〜音別と追っかけてこの日は終了となった。普段と違う点は今まで試運転時は現色が充当される事もあったが、本運転では絶対にDE151545+1542号機による専用機同士の重連を組ませていたのが、今シーズンは原色+専用機1545号機で週によって原色機が様々な番号が充当されるため非常にバリエーション豊富となった。管理人が撮影した週は全般検査出場後間もない1543号機が充当され、最終運転に至っては富良野美瑛ノロッコ号塗装機重連となった。うーむ、契約的に大丈夫なのかこれ?と思いつつも、JR北海道側も機関車トラブル多発で運用が厳しかったのかなあと正直思いました。 陽の長い時間を利用して尺別の丘でロイヤルを無事に撮影できたのは収穫でした。ただ露出は辛かったですよ(笑)

 

石勝線を行くロイヤルエクスプレス

 

黄色・赤色・白色・青色のアクセントが良い

 

まさか尺別の丘で撮影できるとは・・・

 

 二日目はシラルトロ沼現場マルヨで朝から木が機関車にかからないようにキハ54でアングルを入念にチェック。晴れればよかったのですが、標茶町はあいにくのドン曇り。ちょっと露出厳しい状況でしたが、何とか湿原を行くロイヤルエクスプレスを撮影できました。撮影後、旧五十石付近でロイヤルと並走。これはもう1発撮れると思い、摩周駅先の踏切が誰も通らない事をいい事にセンターラインで寝そべって18mmを構えるダメな撮影法を敢行(笑)助手席に座っていた乗務員氏ガン見しているし、遮断機が上がりふと後ろを振り返ると牧草を積んだトラックのおっちゃんがドン引きしていた。管理人も苦笑いしながら手を上げてすみませんと道を譲る。この日は全く乗客を乗せない回送の日だったのですが、通常のツアーの日だと勘違いして川湯温泉で抜かしたのを見て「緑でも行ってみるか」と国道から緑駅方向に曲がり踏切に来たところで踏切が鳴って遮断機が降りる。「はて?こんな時間に普通列車あったっけ?」と思案しているとロイヤル編成が目の前を通過。ようやく失敗に気づいてそこからスーパーモード走行で止別の丘まで直行。なんとか列車よりも先回りできました。撮影地に到着すると「おいおい、やべーだろ!」と言いたくなるほどの青空と先端まで見える知床半島、そして知床連山。これは勝利を確信しました。待つ事しばし、ゆっくりとロイヤル編成が通過して決まった!周りにいた人たちも思わず笑顔がこぼれました。この日は次の撮影地である生田原まで向かう。

マニに木を被せて何とか撮影

 

重連+マニで撮ってみました

 

文句なしでした

 

知床半島先端まで見える犯罪的光景

 3日目は知床斜里で客扱いをしないため、知床斜里〜網走の回送を含め設定がなく網走発との事だったので、前々からやろうと思っていた146kmポスト後打ちをやろうと思い、午前5時前に常紋の林道に入るが既に現地にはマニヤが・・・。朝からやけにマニヤが集結するのでさすがは常紋だなあと感心していたのだが、皆さんのお目当ては始発キハよりも前にやってきたマヤ検だった。結局日程が合わずに常紋マヤは撮れず仕舞いだったのですが、今回はマヤ35とキハ40のプッシュプル。キハ40系も先が見えてきたので撮影しましたがDE15で撮りたかったなあというのが正直なところ。始発の3連キハとオホーツク2号を撮影したところで元からいたマニヤ氏や管理人を除いて一旦撮影地が静かになった。しばらくしてオホーツク1号が来る頃になると再びレンタカーの車列が林道に並ぶが、後打ちメインになるので貨物列車のシーズンに比べれば人が少ない。信号場を通過する音が微かに聞こえ、後方から峠を下ってくる5軸音が聞こえてきた。カーブに入りクネクネしだしたところでシャッターを切る。決まった!いつもの登ってくる列車と違い、軽やかに下っていった。

 撮影後、遠軽まで出て旭川紋別道に乗る。大半のマニヤは遠軽出発をやるために町の方向へ消えていった。管理人は超望遠を使用して奥白滝信号場を通過するロイヤルを撮影する事に。しかし、下り大雪が通過してもやってこない・・・どうしたんだろうと思案していると遠軽で入換中に故障して立ち往生の一報が!やれやれ、DE10にありがちの全検上がり逆転機入らないトラブルのようだが、たまたま遠軽に到着済みだった旭川のキハ乗務員がDE15に詳しい人だったようでその方のレクチャーでトラブルも解消したようだ。だが、遅れを引きずった状態なのでもう途中駅の情報はあてにならない。信号場通過シーンを撮影した管理人は余計な追っかけをせずにそのまま愛別ICで降り、桜岡駅で進入を撮る事にした。通過時間をとうに過ぎた頃、DE15の汽笛が聞こえ1543号機先頭でやってきた。通過シーンを撮影し、すかさずマニ50−2186の後ろ姿も撮影して今回の遠征は終了となりました。今回のレンタカー走行距離は806kmと少々物足りなかったのも事実だが、久々に撮れ高があった遠征でした。

ロイヤルがフル編成だと絵になると思います

 

夏の146kmポストは久しぶりです

 

昼下がりの信号場に差し掛かる

 

1543号機+1545号機のエンジン音がたまらん

 

原色先頭で通過

 

マニ50も漏らさずゲット

 

 

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