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青梅線のDE11 2021冬

青梅鉄道時代の大正12年4月製の架線柱

 今回は鶴見線運用に専ら充当されていたDD200-12が交番検査で愛知機関区へ回送されたために午前中はDE112002が充当されていた横田基地入換、午後は鶴見線入換を撮影というスケジュールとなりました。青梅線で撮るなら立川駅出発して直後の分岐かなあ・・・でも住宅地ど真ん中だしつまんねーよなあと考えつつ撮影前日にグーグルマップを眺めていたのですが、ふと閃いた。「古いタイプの架線柱入れて撮れば面白いんじゃね?」

 というわけで当日は朝ラッシュを避けるために早めに京浜東北線で川崎駅まで到達し、立川行きの車端部シートをゲットして混雑を避ける作戦にでた。以前なら拝島駅構内のケンタッキーで朝メニュー食いながらダラダラしていたのですが、朝食メニュー止めて午前10時開店になってしまったので仕方ない。何とか朝ラッシュを避けて青梅行E233系に乗り込んだ管理人は中神駅で下車する。昭島方に古い架線柱が何スパンかあるのでそれとDE11を入れようという作戦である。現地に着いて何気なく架線柱を調査すると何と標識の建植年月日が大正12年4月!青梅鉄道が電化した際のものらしいが既に98年経過の架線柱が今も現役バリバリでE233系が脇を通過しているのは感慨深いものがあります。その横を製造から42年経過のDE11-2004が通過するのですから面白い。線路脇の服にチクチクひっつく植物(名称何ですか?)をちょっとなぎ払いアングルチェックをしてDE11の通過まで待機。しばらくして新鶴見から単8493レがやってきた。

何とか成功

 

前面部だけ何とか順光になった

 

 撮影後中神駅へ戻り後続電車で拝島駅下車。大急ぎで横田基地のゲートへ向かう。と、交通量の多い五日市街道の踏切をようやく渡り終えた辺りで踏切が鳴動し、DE11が姿が見えた。横田基地に入構したDE11はすぐさま入換作業を始め、その間ゲートは一旦閉じられてしまう。ゲート係員は入換信号機が進行現示になるまで無線機片手にゲート前に座って待機。しばらくしてジェット音がして振り返るとC-5(番号70042)が離陸するところだったので、慌ててカメラを構えてシャッターを切る。今だに松島基地でブルーインパルスとDE10の納得いくカットが撮れていないというのに米軍機とDE11のコラボがいきなり撮れてしまった・・・。たまに物資輸送で飛来するB747だったら面白かったと思います。

C-5とDE11の禁断の並び

 

 しばらくして西武拝島線の列車の無い時間帯となり、入換信号機が開通したのを見計らって係員の手によりゲートが開放される。ホイッスル一発、2002号機が重々しくタキを引き出す。タキ35000の頃と違って搭載量も増えているので比較出来ないが、12両編成のタキ1000でも重入換機DE11-2000番台が牽引すると迫力十分。レールを軋ませながら拝島駅へ向けて去っていった。

ようやく門が開く

 

タキ12両を従え堂々の出発

 

 

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