たまたまこの日は上野到着のカシオペア号の運転があったので、推回8060レが到着するまで待ってみる事にした。しばらくしてDE10が動き出した。今日はDE101604だ、元水戸常駐のカマが尾久の入換で撮れるとは中々面白いではないか。最近の尾久常駐車は結構入れ替わりが激しく、今までは尾久に来る事もなかった1654号機や1685号機といった面々も見る事が出来て楽しい。元北海道から転入組も多いので、新型客車とはいえ北海道から帰って来たカシオペアとは似合うはず。

　しばらくして1604号機がカシオペア編成を牽引して洗浄線に入ってきたが、本線側の洗浄線に入ったので「うーむ、撮れないのか・・・」と思ったが、すぐにバックして転線して今まで北斗星が留置されていた洗浄線へ入線。これなら撮れるね。そして機関車を切り離す寸前、清掃係員がカハフにホースで水をかけ始めたのを見てすかさず連写。フェンスからレンズを出してライブビューで水平を取るので非常に姿勢が辛いが、一目で尾久と分かる絵が撮れたので思わずガッツポーズ。北斗星が廃止となり、24系や留置車両の整理が行われた構内だが、検修庫の近くではカヤ27がエンジンを始動して点検を行っていたりといつもの客車区の風景が展開していた。

　おまけ：午後から田端機関区側では翌日使用分のDE10の仕業検査が始まっていて、DE101654+DE111031+DE111041の切り離し作業が行われていた。急いで撮影を開始するが、新しく設置されたフェンスが極悪仕様でライブビュー使用でも辛い。それでも何とかDE101654+DE111031の据え付けが撮れた。その後DE111031、DE101654、DE101751、DE101704とEF8195が並ぶとんでもない状況となったが、フェンスのせいで全てを入れての撮影が不可能だったため、1704号機とEF81を入れて撮影。うーむ、手強くなったなあと痛感する田端操車場側での撮影であったが、横にはEF65も留置されて時折響く新幹線ホーン・・・時代は変わっても雰囲気はまさに国鉄である。国鉄時代に留萌本線でキ100の後押しをしていた1654号機もまさかココで入換をする事になるとは思ってなかったに違いない。久々の宇都宮DE10を堪能した1日でした。