The Best of DE10 Gallery

尾久のDE10 2015

毎日続いたこの光景も終わりが近づいてきた

 

 平成27年3月14日、定期列車の北斗星号は無事に上野に到着し、推回9062レとして尾久へ戻ってきた。まあ、改正後も臨時としてしばらく残りますが、JR北海道所属車は外されてJR東日本所属車だけで今後は運行されるので、24系札幌車と宇都宮のDE10の組み合わせは最後になるかなと思い。早朝倉賀野行った帰りに尾久へ寄ってみた。

 通常は洗浄線にブルトレ編成を入れたDE10はすぐに機回しをして上野方へ引き上げてしまうのですが、今回は青森方で客車切り離した状態でエンジン掛けたまま待機していて乗務員や操車は居ない・・・。うーん、これはすぐに入換やるんだろうか?エンジン切ってないし客車の清掃作業が終了する2〜3時間以内には入換作業するだろうとの推測からしばらく待ってみる事にした。その間にもマニヤらしき方々がひっきりなしにやって来たり、地元住民がフェンス越しに構内を覗いたりする光景が続いた。そんな中、管理人はポールポジションを押さえるためひたすらV位置で待ち続ける。今回は立ち位置が超厳しく、少しでも立ち位置がずれると編成が入らないのだ。

 で、そこから3時間以上経過した。(勘弁して下さいよJRさん!)15時過ぎに清掃が終わり、係員の手によりカニ24の愛称幕が北斗星から白幕に変えられてしまった。これを見て「ああ・・・もう終わりなんだな」と実感をしました。しばらくして乗務員と操車係もやってきて入換スタート。清掃スタッフも見守る中、北斗星編成にDE101752が連結され、汽笛一発と共に12両の24系が重々しく洗浄線を出発し引上線へ入って行く様をここぞとばかりに連写。昼間は薄日も出ていたのだが、入換時には北斗星の廃止を悲しむがごとく厚い雲に覆われた尾久界隈であった。この日は編成はバラさずに引上線からそのまま奥の留置線へ押し込んで終了となった。編成をよく見るとその昔、急行宗谷や天北にオハネ14として組み込まれていた改造車オハネフ24-502も組成されており、そんな車両がDE10に入換される風景を見ているとコイツを稚内で見たかったなあと思いました。

胸が熱くなる瞬間

 

 おまけ:入換終了後、今度は4月から臨時北斗星で使用するオロハネやオハネの整備終了車の入換が始まり、構内残車との連結が始まったが、いきなりスロフ14+スシ24と連結した挙げ句に小移動という熱い光景が。スロフ14は車籍こそ残っているものの、もう動いているシーンなんてここ何年も見ていなかったのでサロンエクスプレス東京時代に鉄道少年だった管理人としては久々にエレクトしかけました。そして背後には東京スカイツリーが入り、いかにも東京だぜという光景に管理人も思わず納得でした。なお、普通に写真撮ってる感じがしますが、フェンスによじ上って隙間からレンズを突き出しライブビューで水平取って撮影しているのでかなり大変でした。端から見ていたら超不審者だ。

スカイツリーとの共演

 

当日の入換編成

DE101752(宇)

カニ24-506(東オク)

オハネフ25-215(東オク)

オロハネ24-553(東オク)

オロハネ25-503(東オク)

オロネ25-506(東オク)

スシ24-507(東オク)

スハネ25-501(札サウ)

オハネ25-552(札サウ)

オハネ25-566(札サウ)

オハネ25-561(札サウ)

オハネフ24-502(札サウ)

オハネフ25-15(札サウ)

 

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