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ななつ星重連(久大本線)

すごい事になった1207号機

 

 2日目の豊肥本線を撮影した管理人は裏道を駆使して久大本線側へやってきたが、湯平付近から猛烈な土砂降りに見舞われ、ワイパー最強でも前方が見辛い状況に。ここまでくるともう由布岳が見える見えないのレベルを超越して「あっ、これは終わったな・・・」という状況。撮影地に到着するが、車から出れないほどの雨なのでしばらく待機する事にした。

 ようやく雨が小降りになってきたので外に出て三脚をセット。豊後清川の撮影地でマニヤ諸氏から仕入れた情報によると、1207号機故障のため、宮地出てトンネル付近にて立ち往生してしまったとの事だったので果たして定刻に来るか不安だったのであるが、大分の機回し時間を短縮してダイヤを正常に戻したのは凄いと思いました。待つ事しばし、列車が見える1分くらい前から放熱器ファンの唸りが聞こえて来た。大昔聞いた花輪線のホワイトスノー安比や最後のあけぼの迂回となった北上線の峠越えを彷彿とさせる音である。が、やって来た先頭の1207号機の煙突からはまるでSLのような煙。あまりの撮影地にいた全員が呆気にとられてしまいました。

 土砂降りから急激に天気が回復して夏らしい青空になったので、復路の下郡(信)への回送はここしかないなと由布岳定番へ。前回湯布院〜庄内の回送が3本あった時代に撮影したのですが、その時は普通キハは山が出てブイに決まったものの、肝心のななつ星回送は山が雲に隠れてドン曇りというお約束な展開でしたので、今回は気合が入る。 DE10の総括制御を解いてプッシュプルにするのかと思いきや、ご丁寧に重連ごと機回しをして復路も重連状態で帰って行きました。山頂に少し雲がかかってしまいましたが、50系普通列車以来の晴れ由布岳でしたのでよかったと思います。

20数年ぶりに晴れで撮れました

 

 

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