秋深まる頃、「真岡鐵道で紅葉や柿の木と組み合わせてDE10やるか！」と計画を立てていたのですが、まさかのDE101535故障に伴うSL運休。本来ならC1266を使えば良さそうだが、あいにく大宮工場入場中という事もあり、C11325単独運転中に故障した場合にC11+50系3両を牽引出来る車両がないとの事。（モオカ14だと勾配区間での救援に難があるようだ）この影響をモロに受け、2018年秋の撮影は全くの白紙状態となってしまった・・・。年が開けた2019年1月5日、ようやく修理が完了してSLもおか号運転再開との事で現地へ行ってまいりました。去年は正月飾りが付いた1535号機ですが果たして今年はどうかな。

　結論からすると正月飾り無し（号泣）だったのですが、久々の青空にバッチリ生える赤い機関車が撮れて満足でした。ちなみにニコンD5+フィッシュアイニッコール16mmと正月飾り重視でニコンD850+ニッコール85mm f/1.4Gで撮影したのですが、画角180度に達するため普通に撮影するとセットした三脚の影や隣で撮影しているD850のボディが写るので、平行プレートを斜めに突き出した側にニコンD5を取付けてファインダーからケラレない位置でD850を構える。線路脇に設置したカメラから離れて踏切からリモートコントローラーで遠隔操作するかなり無理矢理な作戦になりました。（笑）　しかも、フィッシュアイ16mmを写し止めるにはシャッター最高速（1/8000秒）でコマ速もミラーアップして14コマ/秒で切る必要があります。ちなみにこれでもシャープではないので、個人的には1/12000秒くらいはシャッター速度が欲しいです。ニコンD850の方は泣く子も黙る4575万画素でこちらも高速シャッターを切らざるを得ない（画素数が大き過ぎて拡大するとブレる）ので、バリ順光ド快晴にも関わらず、「露出ねえなあ〜」とアホな発言をしていたのでした。

　一番稼ぎ時の秋〜初冬の写真が撮れませんでしたが、今年はバッチリ押さえたいと思います。まずは撮るのが面倒な桜からかと今から深いため息を付いております。