The Best of DE10 Gallery

真岡鐵道 2022春

エンジンを唸らせ通過

 

 今回は田植えの終わった水田を入れてDE10を撮りたくなり出撃しました。前日は関東地方土砂降りで撮影当日と翌日は晴れ予報で湿度超低め・・・これならば空気中の余計なチリが雨で全部落ちて青空や山もガスる事なくクッキリ出るのではないかと考えました。まず往路の回6100レを撮影するために下館二高前で下車し、国道50号の下館バイパスへ。以前はバイパスが未完成で交通量が殆どない状態でしたが、現在は完全に国道50号線として機能しているため、道路を横断するのを躊躇します(笑)無理をしないで一旦下の道をくぐってから住宅街を迂回して撮影ポイントの歩道へ向かうのがベストです。なお、この日の最高気温は29度!陸橋場は逃げ場となる日陰もないので朝から気温がぐんぐん上がり管理人はへばってしまいました。田植えに備えて水張りと田植え終了の水田のコントラストが素晴らしい。背後に福島幹線の送電線鉄塔も入れてこれぞ田舎の風景という感じで撮影となりました。やってきたDE10は既に放熱器ファンぐるぐるで50系客車の窓の開き具合を見ても暑そうだと分かります。撮影後、下館二高前に戻らず撮影地から折本駅へ抜けたので、炎天下の中を一駅踏破してしまいました。いやあ〜折本駅の自販機のジュースがうまかった(笑)

 続いてやってきたのは寺内〜真岡の八木岡地区。筑波山も冬場のようにバッチリ見えるし水田に映るDE10も入れて撮ろうという算段である。夕方まで灼熱地獄だったため北関東道の高架下で待機し、撮影地に日陰が出てきてから移動をしてポジションを決めることにした。この場所で撮影するならば50mmで十分なのだが、今回困った事に50mmで筑波山を入れてDE10編成を入れると編成が切れてしまうことが戻ってきた6002レを撮影して検証したところ発覚。ニッコール18−35mmで35mm側にセットして試し撮りしてみるがちょっと35mmだと持て余す・・・。1.2倍クロップにすると換算42mm程度になり理想的なのだが画素数落としたくないなあと色々なジレンマに陥り、農道を行ったり来たりして立ち位置を決めるのに時間を要してしまった。年に1回あるかないかの話なのですが、所持している機材に無い焦点距離はちょっと困るなあ。結局35mmで撮影したのですが、青空が予想以上に出てスケール感のある画となりました。タイミングが合えば北海道方面から旋回して着陸態勢に入る飛行機がバックに入っていたかもしれません。列車が見える直前まで雲で陰っていたので、撮影地にいた皆さんハラハラドキドキものでしたが何とかゲットできました。

全てが凝縮された贅沢アングル

 

 

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