The Best of DE10 Gallery

DE101055解体

段々原型を失って行く1055号機

 

 HD300の増備が進む割には事故等不測の事態を想定していつでも復活出来るようにしていたのか、休車の機関車が多かった岡山機関区ですが、遂に玉突き廃車となって処遇がどうなるのか注目を集めていたDE10が解体の為に水島臨海鉄道倉敷(タ)へと運ばれた。今回訪問した1月30日の模様をお送りします。

いつも通りの倉敷(タ)の光景かと思いきや・・・

 

何やらDE10が

 ちょうど三菱自工前行がなかったので水島駅から徒歩でやって来たのでちょうど東水島行の区間貨物もやってきてパチパチ写真を撮っていたのですが、ふと車両基地を眺めていると何やら様子がおかしい。 現場へ行ってみると岡山機関区のDE101055の脇にクレーンが横付けされ、バーナーで切断されたボンネットの部品が周囲に山積みになっているではないか! 実はこのカマはあまり撮影出来なかったカマなので気にはなっていたのですが、いざ解体現場を見ると複雑な心境です。

 どうも前日朝の3091レで岡山(タ)から東水島経由で回送され、ほぼ即日解体が始まったようなので解体作業着手前の最後の勇姿が拝めた方は相当ラッキーだったようです。管理人が見守る中、DW6やDML61ZBなど主要部品が宙を舞っていて、最後に残るはキャブの部分。それもバーナーでドンドン焼き切られていく有様で途中でいたたまれなくなってしまった管理人なのであった。

トラックでの搬出待ち

 

重い部品もあっという間に吊り下げ完了

 

今後このような光景が増えるのだろうか?

 

 

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