The Best of DE10 Gallery

松任のDE10 2019

ようやく撮影

 普段、金沢総合車両所松任本所のヌシであるDE101035ですが、12月中旬から全般検査に入っていて代走として同じ富山支所のDE101116が充当されているとの事で、年明け早々にかがやき501号で金沢入りしてきました。

 実は大糸線マヤ検で1116号機を撮り逃して以来、撮影出来ていない最後の3両の内の1両となっています。お恥ずかしい限りです。他のカマはシュプール白馬栂池や糸魚川の車庫、氷見線城端線と撮影しているのですが、ずっと金沢ベースで動いていた1116号機は工臨等でしか動きがなくて非常に撮影のし辛いDE10の1両となっていたわけです。

 松任駅から車両所へ歩いていると、踏切脇のゲートが開放されて係員が何やら準備している。これは動きありそうだと見ているといきなりその時はやってきました。車両所のシャッターが開いてDE101116が出て来た! 基本的には金沢スタイルの装備なのであるが、転落防止用にステップにワラが巻いてあり、機関車全面の鎖部分には転落防止ネットが張られてかなり厳つい出で立ち。代走とはいえ、車両所側には電車も連結出来るように仮設の双頭連結器がセットされていたりと中々エレクトする項目が多く、まだ出庫したばかりなのにニコンD5の連写音を浴びせる。

 松任駅構内まで出て来たところでしばらく動きが無くて寒い中体を動かして待っていると、金沢方より681系が回送でやって来てパンタを下ろした。コレの入場か!と思い、車両所を見渡せる位置にカメラを構える。しばらくして係員の推進合図で681系が車両所内へ消えて行った。北陸新幹線敦賀開業後も能登かがり火号は残ると思うが、その頃には683系や後継車に取って代わると思うので、今のうちだなと思いシャッターを切る。

東金沢から681系がやってきた

 

東金沢から681系がやってきた

 

 時間が空いたので一旦検修庫内へ消えた1116号機であったが、今度は検査出場上がりの521系を牽引して車両所の建物から出て来た。2両編成と短いが、このような編成がDE10と良くマッチするのだ。工場から出て来たところと駅ホーム脇で入換待ちの合計2発ゲット。うーん、決まったぜ! 1994年から現役・廃車の車両も含めてDE10を撮影してきましたが、これで撮影可能な機体の内、未撮影のDE10はあと2両となりました。全国制覇までの道のりは長くて大変です。

台車がすごく綺麗でした

 

入信前で一旦待機

 

基本的には金沢〜富山のスタイルを踏襲した装備

 

 最後にこのまま帰るのも芸がないので、IR石川〜あいの風とやま鉄道経由で高岡へ。DE151541が鎮座していましたが、位置が悪くてモロ標識灯が被ってしまいました。夏場のヘッド無しもここで撮影しているのでコンプリートしたと言えばそうなのだが・・・。こちらは暖冬の影響で出番が無さそうな気がします。米原タイプの放熱器ファンを装着している数少ないカマなので、動いているところをもう少し撮影したいと祈願して城端線往復乗りテツして新高岡からはくたか570号で帰還となりました。

こちらは全く動き無し

 

 

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