専用機であるDE101661が検査入場という事で国鉄色の1690号機が代走として8月中旬から1ヶ月の期間限定でノロッコ号に充当される事となったので1泊2日で行ってまいりました。夕方釧路着の飛行機で到着したのですが、機内で閃く「今日中に小清水まで行けば早朝ロイヤル撮影してからでも釧路湿原間に合う」などという馬鹿な考えが頭に浮かんでしまった。そして闇夜の国道391号線を爆走して小清水町内にてマルヨとなりました。

　撮影後、再び小清水から裏摩周道路を経由して釧路湿原へ舞い戻った管理人は細岡の丘へ。ド定番で撮り尽くされた感もありますが、国鉄色でノロッコはさすがに無いので気合を入れて撮影することにする。今回は長靴・長袖・日よけ付き帽子の旧日本兵スタイルで入山。前回ロイヤルを撮影したアングルはもう樹木が成長してダメなようでしたので反対側の斜面に登ってセッティング。ふと足元を見ると20〜30匹の蚊が足回りをグルグル（笑）完全防備のはずがしっかり刺されてしましました。痒さに耐えつつカメラをセットしてしばし待つと湿原の向こう側から汽笛が鳴る。いつもと違うが国鉄色DE10と姿形が変われど50系51型の組み合わせに管理人も思わずエレクトしてシャッターを切る。

　復路は岩保木水門へ行ってみる。こちらも緑がいっぱいなので良いシチュエーションだったのだが、あいにく鹿さんは管理人到着後アングルからいなくなってしまった（涙）ので普通の写真になってしまった。うーん残念。最後は塘路駅で機関車をメインに入線を撮影。実は黒色塗装で函館地区のSLで使用していた頃は結構撮影する機会があったのですが、釧路に転属して国鉄色に戻った後は中々撮影する機会がなかったのだ。一回3月の連休にSL冬の湿原号代走を撮影しようと思っていたのですが、悪天候で飛行機が欠航してしまい撮影できなかったのでリベンジ達成ともなりました。