DE101668も戦線離脱し、大宮車両所入場中のDE101717も倉賀野へ来るかもしれないと予想されるので、今のうちに貸出し中のDE101730でもじっくり撮っておこうかと思い、大晦日の朝にわざわざ始発電車で倉賀野へやって来た。
DE101730は東新潟機関区所属であるが、最近は倉賀野基地で使用しているJR貨物北関東ロジスティクス所属機の大宮入場が重なった影響なのか、専ら倉賀野専用機として長期の貸出しが続いている。A寒地仕様車であるが、汽笛カバーが外されていたりと妙な感じになっている。元岩見沢第二〜苫小牧〜鷲別と渡り歩いている道産子ガマだが、すっかり北関東の風景に溶け込んでいる。
しばらく撮影しているとA・B番担当の乗務員さんが出て来て点検を済ませてから入換が始まった。年末なのでコンテナ列車が運休となっており、石油列車しかなく時間帯によっては空白時間が出来てしまい撮影効率が落ちてしまうのが痛いが、それでも2両体制で入換してくれるのはありがたい。さっそく千葉仕立てのタキ編成の押し込み入換を撮影。この日は非常に天候も良く、遥か彼方の浅間山もクッキリ見える激V状態と素晴らしいコンディション。しばらくして東燃ゼネラルへ返空となる4074レのタキ編成の入換も始まった。倉賀野駅のマスコット的存在のキリ番貨車タキ1000-666も撮れキマッた!タキ1000の中で現在一番新しく製造されたグループの1両であるタキ1000-966も居たりと貨車マニヤにも楽しめる展開でした。
城端線運用の廃止で運用に余裕が出て来ているからこその貸出し運用であるが、仮に1717号機が倉賀野基地へやって来た場合、この1730号機もこの後どうなってしまうのか、東新潟機関区の他のDE10共々非常に気になるところであります。なお、この後高崎車両センター高崎支所へDE111041も撮影しに行ったのだが、倉賀野基地のカマが故障したらこのDE11が代走なんてしたら激アツじゃないかと考えながら高崎地区を後にした管理人なのであった。