前々から筑肥線検測を行うクモヤ443系の回送を撮りたかったのですが、中々検測スケジュールと管理人のスケジュールが合わずにダラダラと年月が過ぎています。もたもたしている内にDD200-701が川崎重工で落成したのでマヤ・クモヤ自体はしばらく存続しそうな雰囲気ですが、DE10が今度はやべーじゃんと焦りが出て来ました。今回もスケジュールは合わずに「またか・・・」と思ったのですが、冷静に飛行機のダイヤを見ていて閃く。唐津線内は撮影できないが、会社帰りに飛行機乗れば鹿児島本線内でバルブできるのでは？との結論に達した。（バカだ・・・）

　原田駅でバルブする前提で撮影計画を練る。ANAマイラーなのでANA便にしようとダイヤを検索してみると、原田駅にクモヤの回送が到着するまで10分もない。万が一飛行機・地下鉄・JR鹿児島本線の何れかが遅延するとアウトだったので、少し早く到着するスカイマーク便に搭乗する事にした。

　原田駅では停止位置と思われるところに三脚が立ちつつあったので、逆張り理論で入線シーンを高感度撮影する事にした。これならば入線→停車バルブと2段階で保険が効く。待つ事しばし、2灯ライトが見え、黒いDE10がゆっくりと姿を現す。今日はDE101753だ。本当は国鉄色同士撮影したかったんですがね、当時はマヤ検追いかけるのが精一杯でクモヤまで手が回らない状況でしたが・・・。高感度番長のニコンD5で入線を撮影した管理人はカメラを付け替えバルブ撮影に参戦。みどり30号とゆふ6号を退避するとはいえ、あまり時間が無いのでそそくさとバルブを敢行するが、既に陣取っているマニヤ勢に邪魔にならないように撮影しなければならないため、ちょっとアングルに制約が生じたのはまあ仕方ない。それにしても三セク経由で直江津まで来る車両を九州で見るとはちょっと変な気分でしたが、EF81やEH500が入り乱れる鹿児島本線も東北・北陸とも違うのに見慣れたお馴染み車両ばかりでカオスな雰囲気でした。おまけにED76まで見てお腹いっぱいの管理人であった。

　退勤後に京浜東北線に乗ってた人間がなぜか博多駅で快速荒木行に乗るという謎行動でした。1発だけ撮影してビジネスホテルに泊まり、翌朝飛行機で帰って来るという豪華というか無謀というかよく分からん遠征でした。