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水島臨海鉄道のDE10 2023

ようやく撮れた並び

 

 前日、野岩鉄道でDL大樹を撮影していた管理人はなぜか翌朝、倉敷駅に降り立っていた。去年12月の撮影でDD200-601が入り無念の惨敗を喫したのだが、今回はその再挑戦となります。条件的には天候が晴れ、A361運用にDD200ではなくDE10が充当され、やくも9号に381系国鉄色が充当かつ遅延しないという条件が揃い、管理人的にはテンションが上がりました。跨線橋からお手軽に撮影できるのですが、やはり並び風に撮りたいので線路脇に陣取る事にする。ただ、ちょうど381系の先頭切り位置に分岐速度制限標識が立ち、クロ381をメインに撮影してしまうとDE10の映る範囲が少なくなるのでシャッター切り位置はメチャクチャにシビア。さらにDE10のナンバーをあんまりぼかしてしまっても意味ないので絞り込んで高速シャッターを切るため露出に余裕が無い。難しいなあ・・・。とりあえず伯備線の普通列車や前列車のやくも7号で予行練習と行く。ところで新見までは113系入れるんですね。213系まで運用され単純に電車撮影なら伯備線中々楽しいかも。

 待つ事しばし、普通列車から岡山機関区を見て充当位置にDE10が居たのは確認しているのですが、実際に入るかどうかは分からんのでハラハラしていましたが、無事に1164号機牽引の3093レが2番線に入り乗務員交代をしているのを見てホッとする。少しして高架の渡り線を国鉄色の電車が駆け下りてくる。無事に遅延もなく運用変更もなく381系国鉄色がやくも9号がやってきた。1分ほど客扱いで停車後、ゆっくりと発車してやってきた。ここだという場所でシャッターボタンを押す。すぐに目の前を国鉄カラーの381系が軽快に加速していき伯備線へのカーブへ消えていった。ハッと我に返った管理人はすぐさま画像を確認し、勝利の拳を突き上げる。DD200-601がDE10運用に入り始めた辺りからやくも号リバイバル運転が始まったので何度か挑戦したがやくも号が遅れて並ばなかったとかDD200が来たとか色々ハズレを引いていたので感無量でした。

 とりあえず腹ごしらえに駅前のアリオに消えた管理人は再び倉敷駅へ戻り、水島臨海鉄道のディーゼルカーに乗り込む。前回スカコキ編成で微妙な写真となった栄駅で下車。目指すは水島臨海鉄道本社前。前回と同様にニコンD850にニッコール18−35mmをセットして3092レを待つ。本日は前回と違い快晴のため太陽が構図の正面に(笑)本日は日曜だったのでオール空コキと非ブイ編成だったが、それが幸いしてDE10単機っぽい感じになり逆光を行くDE10のキャブ部分が高架からはみ出て見え、水島臨海鉄道本社の看板に太陽光線を当ててギラつかせる感じで撮影できた。列車は完全惰行でゆっくりと弥生駅場内へ消えていった。

ド広角過ぎて構図の決定に苦労する

 

 撮影後、栄駅に戻り「三菱自工前方面に行くかな・・・」と考えていると弥生側の場内が開通し、上り列車の走行音が。「上り列車にしては早いような・・・?」と見ていると何とキハ30のヘッドライトが見えた。目の前をゆっくりとキハ30−100+キハ38−104の団体列車が通過して行った。見た瞬間復路を撮ろうとすぐさま駅の階段を降りて隣の弥生駅まで徒歩で向かう。キハはしばらく弥生で停車してから出発していった。弥生駅に着くと早速先端でカメラを準備する。しばらくして倉敷市で折り返した団臨がやってきた。今度はキハ38が先頭だ。キハ38なんて電化前の八高線で撮影して以来でした。列車交換はなかったのですが、しばらく弥生駅で停車して乗客がホームで撮影したりとのんびりした感じでした。数分してエンジンを吹かして団体列車は去っていった。

二十数年ぶりにまともに撮影しました

 

103系低運転台車と同じライトが懐かしい

 

 さらに待つ事しばし、ようやく3095レのやってくる時間となった。本当は12月の夕焼けで撮影したかったのだが惨敗続きだったのでやむを得まい。ちょっと夕焼けっぽい撮影で管理人的には完全に成功ではないがようやく晴れで撮影出来たので良しとしよう。これが3月になると「ただの順光写真じゃん」となるので注意が必要です。ようやく撮影出来たものが多くて今回は満足だぜと思い倉敷に戻ると、伯備線を含め30分上り列車が無く、やってきた備前片上行は国鉄色115系3両で岡山までぎゅうぎゅう詰めでした。岡山で乗り換えたのぞみ48号も広島から満席状態でしたが、何とか3列シート通路側を確保した有様でした。日帰りで福島県境の翌日に岡山日帰りはハード過ぎたぜと思いました。

SG車の1164号機で撮れました

 

上りが少々遅れ一旦停車

 

 

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