The Best of DE10 Gallery

秋田臨海鉄道のDE10 2017

秋田港名物セリオンタワーと並ぶ

 

 DLあきた号撮影の合間に酒田港線を撮影した管理人はその足で秋田港までやって来て現場マルヨとなった。本当はセリオンタワーのイルミネーションでバルブしようかと思っていたのですが、早朝からのフライト・撮影・国道7号〜日本海東北道を爆走した影響か、そのままレンタカー内で死体のように転がっていたのであった・・・。翌朝、午前4時起きして狙うターゲットはDE101251である。元々は釧路運輸車両所のDE152526であったが、ホキ工臨の廃止と除雪体制の見直しで廃車となっていたのだが、苗穂工場で改造工事等を実施し、フェリーと陸送で秋田臨海鉄道へ移籍となったのだ。外観はDE10-3500番台と同様の出で立ちで、かろうじてKE73ジャンパ連結器の位置が内側にすぼまっているのがDE15であった名残を伝えている以外は改造で痕跡が消されている。嬉しい事に放熱器ファン上の飾りは苗穂工場タイプのものが引き続き装備されているのが道産子ガマを主張している。朝っぱらから三脚を立てて絞り込み&ミラーアップして撮影する程エキサイトしてしまった。DE15時代に最後に撮影したのが厚岸工臨だったので、秋田港にいるのが何だか変な気分でした。

 おまけ:そういえば輸出名目で留置されているDE10達はどうなったんだろうと駅周辺をうろつくと、以前と同じ場所に留置されていました。地元マニヤ氏の話では輸出計画は完全にポシャったので処遇については宙ぶらりん状態との事。こいつらはまだマシな方で、港に留置されている24系寝台車は海風にやられサビサビなのを考えると、秋田臨海に拾ってもらって部品取りで活用してもらうのがベストなのではと思ってしまいました。DE111032もいますので今後とも目が離せない秋田界隈でした。

思ったよりも良い保管状態

 

朝霧に霞む留置車群

 

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